Amazonで初出版した本 ランキング13部門で1位を獲得
この記事を書いた人
英語コーチ ロッコ
TOEIC360点からビジネスレベル達成し、2014年イギリス移住。
英語が話せるようになりたい人を応援。
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こんにちは!ロッコです。
2023年3月に『英語がスルっと出てくる特効薬』を出版しました。
発売から1ヶ月後に、Amazonランキングで1位を獲得しました!
そこで本書「はじめに」に書いたことを一部抜粋して公開いたします。
なぜ英語が話せるようになったのか?
私は留学したのにTOEIC360点。
システムエンジニアという職業がら残業も多く、またリーダーだったため忙しく、勉強できない時期は多々ありました。
それでも試行錯誤を繰り返し、ビジネスレベルまで達成することができました。
どうやって上達したのか?知りたいですよね。
私も知りたいと思いました。
実は、本の執筆にあたって「なぜ私は英語がはなせるようになったのか?」ずっと考えていました。
しかし、執筆が終わっても分からずにいました。
そして半年以上も出版できず、答えを探し続けました。
最初は、「科学的根拠のある勉強法をやっていたから」だと思いました。
確かにそうですが、お客様に勧めても上手くいかないことがありました。
次は、「文法を気にせず話すようにしたからかな?」と考えました。
これは、それなりに効果があるようでしたが、何かしっくりいきませんでした。
もう1つ、気持ちを伝えることが大切とも考えました。
お客様に理解してもらえるものの、それができないから悩んでいるんだよねって思ってました。
では一体、
なぜ私は英語が話せるようになったんだろう?
悩みに悩みました。
そして、英語だととシンプルに考えられることがわかり、英語で書き出してみました。
ちょっと何か見えそうでした。
だけど、
掴めそうなのに、まだ掴めない…
日本語講師にもなってみた
どうにかこの状況を打破したくて、日本語を教える講師に登録しました。
(こんな事してるから、どんどん出版が遅れる。笑)
私が日本人のお客様に英語のコーチングをしているように、外国人に日本語のコーチングをしたのです。
すると、
「こういう風に勉強していけばいいんだね!」
と、外国人からも日本人と同じ反応が返ってきました。
私のコーチングの方向性は間違っていない。
ここを深堀りすれば何かが見えてくるはず。
そう思って、コーチングの基礎を見直しました。
自分で自分をコーチング
コーチングは、コーチとクライアントとの対話から答えを導き出していきます。
答えはクライアントにあり、それを引き出します。
クライアントは自分自身の中に答えがあるので、コーチがいなくても見つけることができます。
これを読んで、ハッとしました。
私は私をコーチングしていたから、英語が話せるようになったんだ!
霧が晴れるのを感じました。
過去の経験
英語コーチになる前、「どうやって英語が話せるようになったの?」と聞かれることが多く、私の勉強法を教えました。
しかし全員、英語は話せるようになりませんでした。
そこで英語コーチになってからは勉強法を教えるのではなく、その人に合った勉強法はないかといつも考えていました。
この「その人に合った勉強」がハマったとき、お客様はぐーんと成長します。
コーチングの真髄
「その人に合う」というのは、「その人の能力を活かす」ということです。
これがコーチングの真髄です。
勉強法は、ある個人が成功した1つの例に過ぎません。
私がやった勉強法も、サンプルが私というたった1つだけです。
すべての人は一人ひとり、個性・才能・思考回路が異なります。
やり方が違うのは当たり前です。
だから、他の人に教えても全員話せるようにならなかったのです。
しかしコーチングは、その人の特徴を引き出して目標に近づけるので、アプローチが全く違います。
自分に合うやり方を見つけると、英語への道が開けていきます。
ようやく出版を決意
このことがわかり、改めて本を読み返しました。
すると、コーチングの基礎が根底に流れてることに気が付きました。
コーチングとは、
目標達成のためにクライアントの能力を最大限に活かすことです。
この能力とは、個性・才能・思考回路などの個人の特性のほかにも、
クライアントが
- 持っているもの
- 知っているもの
が含まれます。
つまり、あなたが今持っているものを活用することが求められるのです。
今持っているものとは、あなたが知っている英語の単語のことです。
自分のリソースをうまく使えば、目標に近づけるということです。
それが最初の一歩です。
他にも、英語コーチをしていて感じている英語上達の核心部分も書いていることに気が付きました。
その英語上達の核心とは、
「あなたの目標」
「あなたに必要な英語」
「あなたが言いたいこと」
これらを見つけることです。
勉強法ではなく、英語を習得する上で必要な根本部分です。
この根っこがないと木は大きく育ちません。
私のコーチングでは最初に引き出すようにしています。
目標については、コーチングの基本中の基本です。
しかし、コーチングをしていて目標設定できていない人が、意外に多いことに気付かされます。
目標があいまいで、英語ジプシーになっていたり、
英語が話せるようになりたいのに、「TOEICの点数を上げる」が目標になっていたり。
大切な部分が間違っているから、なかなか上達できないのです。
また、あなたに必要な英語、あなたが言いたいことが見つからないと英語は上達しません。
「あなたに必要」「あなたが言いたいこと」とは、つまり『自分事の英語』です。
英語をいくら勉強しても話せるようにならないのは、『他人事』の英語を勉強しているからです。
教材やテキストで他人事の英語を頑張ってインプットしても、実践では使えません。
英会話の実践では役に立たないものばかり、学習してきたということです。
本書では、英語上達に必要な要素や具体的な方法を、わかりやすく説明しています。
役に立たない他人事英語の勉強はやめて、『自分事の英語』を見つけませんか?
そのお手伝いをするのが、本書『英語がスルっと出てくる特効薬』です。
また、この本を読むと「英語脳」を作る基礎が分かるようになっています。
英語脳とは日本語を介さず、英語を英語として理解することです。
いちいち日本語→英語にする作業を行わずに、英語で英語を考えられるようになるのが英語脳です。
もっと詳しく知りたい方は
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うまくできない場合は、ぜひお問い合わせくださいね。